公開日:2025年4月

「せっかくネイルをしたのに、数日で浮いてしまった…」
そんな経験をしたことはありませんか?

ネイルのモチの悪さは、技術や施術者の問題だけではなく、
実はお客様の生活習慣や爪の状態、使用する薬剤、サロンの環境など、多くの要因が複雑に関係しています。

本記事では、ネイルが浮いてしまう根本原因から、その対策方法までを
ネイル業界のプロ視点で“本質的に”解説していきます。

また、記事の最後では、実際に「モチが良い」と評判のNail Salon BARONの特徴にも軽く触れます。
これからネイルを長く楽しみたい方、サロンを選び直したい方にとって、保存版になる内容です。

なぜネイルが浮いてしまうのか?

ネイルの“浮き”とは、ネイルと自爪の間に空気が入り、
ジェルやアクリルが剥がれかけてしまっている状態を指します。

この状態が進行すると、以下のようなリスクが発生します:

  • 水分や雑菌が入り、グリーンネイルの原因に
  • 浮いた部分に髪の毛や繊維が引っかかりストレスに
  • 最悪の場合、全体が剥がれてしまう

つまり、ネイルの浮きは単なる見た目の問題ではなく、
衛生面や快適性、モチ(持続性)全体に大きく関わる重大なサインなのです。

モチが悪くなる主な原因5選

1. 日常の生活習慣と手の使い方

ネイルの浮きにもっとも影響するのは、実は日々の生活の中にある「手の使い方」です。

  • 缶のプルタブを爪で開ける
  • 段ボールや封筒を素手で剥がす
  • 食器洗いや水仕事を素手で行う

これらの行動は爪先やネイルの“端”に強いダメージを与えます。

2. 自爪の状態や油分・水分バランス

爪が極端に柔らかい・反っている・乾燥している方は、
ジェルやスカルプとの密着が弱くなり、浮きの原因になりやすいです。

また、甘皮処理やバフィング不足・プレパレーションの精度も、定着に影響を及ぼします。

3. オフや前処理のミス

・サンディングが均一でない
・油分除去が不完全
・甘皮周辺のプッシュアップが不十分

こうしたミスがあると、モチの土台が崩れやすくなります。

4. 使用するジェル・ベースの相性

メーカーによってジェルの密着力・粘度・硬化時間は異なります。
爪質や生活スタイルに合わせて使い分けないと、モチが悪化します。

5. 技術者の知識・技術レベル

オフの仕方・ファイル角度・厚みの出し方・フォルム形成…
これらの積み重ねによって、ネイルの耐久性は大きく変わってきます。

ネイルのモチを良くするためにできる対策

ネイル

ネイル

1. 保湿と油分ケアを習慣にする

キューティクルオイルの使用は必須。
油分が少なすぎても多すぎても定着に影響が出るため、適度な潤いを日々キープしましょう。

2. 水仕事の際は手袋を使う

洗剤の成分や水分によって、ネイルは想像以上に劣化します。
ゴム手袋・ビニール手袋は必須アイテムです。

3. 生活動作を少しだけ見直す

・何かを開ける時に爪ではなく指の腹を使う
・重いものを運ぶ時に指を使いすぎない
・寝る前にオイルとハンドクリームをセットで塗る

4. 自爪の状態を正しく把握する

爪の反り具合・強度・油分の多さ・水分量など、
技術者と相談して自分の爪にあった材料や方法を選ぶことが重要です。

5. 定期的なメンテナンスを怠らない

1ヶ月以内の周期での付け替え・フィルインを心がけると、
爪への負担が減り、結果的にモチも安定します。

セルフネイルとサロンネイルでモチに差が出る理由

サロンでの施術には「モチを良くするための工程」が多数あります。

  • プレパレーション(下処理)の精度
  • 使用するベースジェル・トップジェルの選定
  • 照射時間と硬化機器の性能
  • フォーム・厚み・アーチの設計

セルフでも工夫次第でモチは良くなりますが、
プロの工程と比較すると根本的な差が出てしまうのが実情です。

ネイルが浮いた時の正しい対処法

・浮いた部分を無理に剥がさない
・サロンでの正しいオフを受ける
・グリーンネイルの兆候(緑の変色)が見えたらすぐ相談

自己判断の削りや剥がしは爪を傷める原因になるため、絶対に避けましょう。

ネイルのモチが良いサロンの特徴

ネイルチャート

  • 爪質に合わせた材料選定と技術調整ができる
  • 細かいプレパレーションと丁寧な下処理
  • “フォルム”にこだわっている(アーチ・厚み・応力分散)
  • フィルイン・ベース一層残しの技術を導入
  • リフト(浮き)部分の徹底除去と再設計

まとめ|ネイルのモチは「爪」と「人」と「技術」の掛け算

ネイルのモチの良さは、単にジェルや技術の話ではなく、
爪そのものの状態・施術者の知識・日常の過ごし方が重なって生まれます。

もし、あなたが「いつもすぐ浮く…」と感じているなら、
それはネイルが悪いのではなく、あなたに合った施術・ケア・環境が見つかっていないだけかもしれません。

ネイルのモチが良いサロンなら?Nail Salon BARON

Nail Salon BARONでは、お客様一人ひとりの爪質やライフスタイルに合わせて、
材料や技術を調整し、独自の構造設計によって「1ヶ月~2ヶ月以上のモチ」を実現しています。

派手ネイル・スカルプにも強く、モチとデザインの両立にこだわる方におすすめです。

モチの悪さに悩んでいる方は、ぜひ一度プロの技術と構造を体感してみてください。